緑青付き「出土品感」も再現可能 山梨県立考古博物館「青銅鏡形チョコレート作り」が超手厚い
突然だが、皆さんに見ていただきたい画像がある。
これ、何か分かりますか?
細かな細工が施された、茶色い丸いもの、黒光りする丸いもの、お花のような形をしたもの。
「教科書で見たことある!」と思った人もいるかもしれない。
これは、各地の遺跡から発掘される「銅鏡」――を、チョコレートで再現した「銅鏡チョコ」だ。
左上から時計回りに順に
・海獣葡萄鏡(かいじゅうぶどうきょう)
・盤龍鏡(ばんりゅうきょう)
・盤龍鏡(亀甲塚古墳出土品モデル)
・鼉龍鏡(だりゅうきょう) (甲斐銚子塚古墳出土品モデル)
・唐花六花鏡(とうかろっかきょう)
・三角縁神獣車馬鏡(さんかくぶちしんじゅうしゃばきょう)(甲斐銚子塚古墳出土品モデル)
・三角縁獣文帯三神三獣鏡(さんかくぶちじゅうもんたいさんしんさんじゅうきょう)(大丸山古墳出土品モデル)
・方格規矩鏡(ほうかくきくきょう)
の形をしている。
Jタウンネットでは1月20日付の記事『バレンタインに銅鏡はどう? 「銅鏡チョコ」作れる博物館を複数発見しました』で、4つの施設を紹介した。そのうち、山梨県立考古博物館「青銅鏡形チョコレート作り」で作ることができるのが、この8種類の銅鏡チョコ。
銅鏡チョコを作れるだけでもユニークなのに、なぜ8種類も......? 2024年1月23日、Jタウンネット記者は山梨県立考古博物館に話を聞いた。