「何の兆候もないまま迎えた出産予定日。近所のカフェでお茶していたら、隣の席の高齢女性が私の大きなお腹を見て...」(東京都・40代女性)
シリーズ読者投稿~あの時、あなたに出会えなければ~ Kさん(東京都・40代女性)
その日、Kさんは出産予定日を迎えた。
しかし生まれる兆候はなく、彼女は不安を抱えたまま、近所の複合施設に足を運んだという。
<投稿者の体験談>
出産予定日のことです。昼過ぎになっても生まれる兆候がなく、期待よりも不安を強く感じていました。
そこで、気分転換のために近所にある複合施設のカフェへ。ボーっとしながらドリンクを飲んでいると、隣に座っていたご年配の女性と娘さんが私の大きなお腹に気付き、声をかけてきました。
「予定日いつなの?」と聞かれて...
「予定日いつなの?」と聞かれて、予定日は今日なのに兆候が全くないことを打明けました。
すると、彼女たちはこんな優しい言葉をかけてくれたのです。
「ママのお腹が居心地いいのね~」
また、その日はちょうど花火大会だったので、「花火の音で出てきたりして~」なんて冗談を言ったりして、とってもリラックスした時間を過ごすことができました。
「産まれたらまたこのカフェで会いましょうね」
とも言ってくださって本当に気持ちが軽くなったのを覚えています。
あの日から1週間後に元気な女の子を産みました!
引っ越してしまったので、もう会うことはできないかもしれません。けれど、あの温かい気持ちずっと忘れずにいたいです。ありがとうございました!!
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
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(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)