これが自宅の一室...だと? 20代男性「魂の趣味部屋」が凄すぎて話題に
「自宅で飼える生態系」と「生きる芸術品」
冬魚夏草さんがこの部屋で行う作業は多い。特にアクアリウムの管理には気をつかう。
週に一回の水換えと掃除、毎日の餌やり、水質の測定や病気が出ていないか、水草がちゃんと育っているかの確認......などなど。そうして水槽の中で作られるのが、冬魚夏草さんが「自宅で飼える生態系」と呼ぶものだ。
冬魚夏草さんによると、アクアリウムは生態系の縮図。水槽の中の熱帯魚、水草、土壌に潜むバクテリアや微生物の間で物質が循環している。
「このようなサイクルを水槽というインテリア性のあるものの中で観察することが出来ることがアクアリウムの良いところだと思っています。今の時代、SDGsとよく言われていますが、まさに持続可能な環境を水槽内で作っています」
また、単純に熱帯魚や水草が美しく、レイアウトにもこだわることで「自分だけの美しい水槽」を鑑賞できるところも魅力の一つだという。
魂の趣味部屋のもう一つの柱、ビカクシダの管理はアクアリウムよりは手がかからない。メリハリのある水やりと風通しを意識すればしっかり育ってくれるとのこと。
その魅力は、同じ品種でも育て方や環境によって全く違う姿かたちを見せてくれる所。光の強さや風通し、水やりの頻度を変えると、それに応じて見た目が変化するという。
「自分の育て方次第で千差万別のビカクシダを育てられます。僕はこれを『生きる芸術品』と勝手に呼んでいます(笑)。それと、壁というデッドスペースに掛けて鑑賞できるのも魅力の一つですね」
生態系の縮図であるアクアリウムと育て方次第で形が変わるビカクシダ。それぞれに魅力があって癒しを与えてくれそうだ。
なお冬魚夏草さんは、さらに詳細な部屋の紹介動画を後日YouTubeに公開する予定とのことだ。