「職場の飲み会で先輩に晒し物にされた私。悲しくて１人で先に泣きながら帰ったら...」（滋賀県・50代女性）

その後もつらいことはあったけど...

その日、私に優しい言葉をかけてくれた唯一の人でした。

なのに、その人の名前も、勤めていたタクシー会社も分かりません。当時は自分の悲しさで頭がいっぱいだったのです。お礼をキチンと言うことも出来ていなかったかもしれません。

その後、あの時の飲み会にもいた上司と結婚しましたが、不倫されて離婚。もっと辛いと思う日もありました。

しかし、「なにがあったか分からないけど大丈夫」という励ましはどんな時でも自分の心の中にあり、事情も知らないのにあんな風に励ましてくれる人だっているんだから大丈夫、と考えることができました。

あれから10年以上経ち、今や子供が3人いて、嬉しくもてんやわんやの日々です。

この世界から消えたいと思う日もあったけど、あの時の運転手さんの一言が心の1ミリの引っ掛かりになってくれて、今ここいられます。本当にありがとう。

誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて！

Jタウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。

読者投稿フォームもしくは公式ツイッター（＠jtown_net）のダイレクトメッセージ、メール（toko@j-town.net）から、具体的な内容（どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度～）、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢（20代、30代など大まかで結構です）、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。

（※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください）