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夢グループ×銚子電鉄の衝撃コラボ、ついに完結も... 石田社長が早速語った「次」への野望

大山 雄也

大山 雄也

2024.01.02 20:00
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2023年12月14日、あのコラボがついに、完結した。

千葉県のローカル鉄道・銚子電鉄と、通販会社・夢グループのコラボである。

ついに、完結(2023年12月14日、Jタウンネット撮影=以下同)
ついに、完結(2023年12月14日、Jタウンネット撮影=以下同)

2023年9月20日に発表された、2社のコラボ。「でーぶいでー」の発音で人気の夢グループ・石田重廣社長と、通販番組で相棒を務める歌手・保科有里さんのコンビが銚子電鉄を紹介するYouTube動画や、2人の写真を使ったオリジナルヘッドマークが公開され、ネット上は大いにザワついたものだ。

この奇妙なコラボはいかにして実現したのか。実は、Jタウンネットがかなり深く関係している。

というか、きっかけの一つがJタウンネットの記者だと言っても、たぶん過言ではないだろう(詳細は『「想像の斜め上をいく」「幻でも見てるのかと」 衝撃的すぎた「銚子電鉄×夢グループ」コラボ成立の発端とは【エピソード1:極寒の網走編】』(10月16日配信)から始まる短期集中連載を読んでほしい)。

それが完結する。そんなの絶対に、見届けなければならない。記者は銚子へ向かった。

ヘッドマークに石田社長が大喜び

コラボ完結の日、銚子電鉄の仲ノ町駅で行われたのは夢グループ仕様ヘッドマークの贈呈式だ。

ヘッドマークの前に立つ石田社長と保科さん
ヘッドマークの前に立つ石田社長と保科さん

石田社長と保科さんがヘッドマークがついた車両の前に登場。

初めて本人とヘッドマークが並ぶ瞬間を迎え、銚子電鉄の社員が「本物だ!」と漏らした。偶然その場に居合わせた駅の利用者も「本物だ!」と興奮した様子で声を上げる。

竹本社長(左)からヘッドマークを受け渡された石田社長と保科さん
竹本社長(左)からヘッドマークを受け渡された石田社長と保科さん

そして、銚子電鉄の竹本勝紀社長が、夢グループにヘッドマークを贈呈。渡された石田社長は大喜び。集まった人たちを前に喜色満面の表情で、「会社の入り口に貼っておこうか!」と宣言していた。

ヘッドマークにサインを入れる保科さん
ヘッドマークにサインを入れる保科さん

完結のセレモニーは、これだけでは終わらない。贈呈式後、竹本社長と石田社長&保科さんでミニ動画の撮影が始まったのだ。

石田社長が描く次のコラボの内容とは...

会場で台本を手渡された石田社長は何度も自身の台詞を口に出して暗記。保科さんも入念に演技のチェックを行う。これがプロ意識ってやつか......。

そして迎えた最初のリハーサルは、撮影を担当した銚子電鉄の社員が「今の本番じゃないんですか?」と驚くほどのクオリティに。

ミニ動画は後日公開予定。はたしてどんな仕上がりになっているのか......記者も楽しみだ。

ヘッドマークの前でポーズを決める石田社長と保科さん
ヘッドマークの前でポーズを決める石田社長と保科さん

イベント終了後、Jタウンネット記者は改めて石田社長と保科さんを直撃。9月から続いた銚子電鉄とのコラボを終えた感想を聞いた。

保科さん:あっという間に終わって、寂しい感じがしちゃいますね。
もしかしたら私たちより銚子電鉄さんのほうが元気のある会社じゃないかと思うくらいに、すごく朗らかで明るくて、素敵だなって思います。銚子電鉄に行くだけでほっこりしちゃう。また、何か一緒に出来たらいいな、見習いたいなと思います。
ヘッドマークと保科さん
ヘッドマークと保科さん
石田社長:今日、初めて銚子電鉄さんにお会いして、すごく節約をしていて、アイデアがいっぱいな会社だと思いました。僕はよく『節約がすごい出来ているね。だけど、社長はアイデアが足りない』と言われるんです。
今回、竹本社長とお話してみて、銚子電鉄はアイデアが溢れていて、自分はまだアイデアが少ないなと思ってショックを受けました。
人生っていうのは、アイデアがいっぱいあることで『夢』やパワーにもつながります。僕はアイデアを銚子電鉄さんからいただいて、一緒に手を組めたことが夢グループとしても幸せだったと思います。
仲ノ町駅の売店で竹本社長(右)から銚子電鉄名物のまずい棒の説明を受ける石田社長(左)
仲ノ町駅の売店で竹本社長(右)から銚子電鉄名物のまずい棒の説明を受ける石田社長(左)

そして、取材の最後に石田社長はこんな"野望"も記者に語ってくれた。

石田社長:次のコラボも機会があればもちろんやりたいなと思います。次は1日駅長とかやりたいですね! それに、ぬれ煎餅も売ってみたいですね~。

銚子電鉄と夢グループの絆は、これからも線路のように、どこまでも続いていくことだろう――。

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