「教科書でしか見たことない」 江の島で発見された「激レア標識」に注目集まる
話題の標識、一体なに?
話題の標識が意味するのは「自転車以外の軽車両通行止め」。主に馬車、牛車、リアカー、荷車、馬、牛、そりなどが対象で、中に描かれている「大八車」は人力で荷物を運ぶための二輪車だ。どうやら、銀座には複数あるらしいが......。
「神奈川県内では、江の島にのみ設置されています」
12月11日、藤沢警察署の山口浩二副署長は記者の取材にそう話す。
江の島大橋付近で「大八車」単体の標識が使われるようになったのは2013年8月。それ以前は自転車も軽車両と併せて通行止めだったという。 ストリートビューで江の島大橋付近を探索してみると、江の島側で2枚、片瀬海岸側で2枚見つけることができた。
標識はどんな道路に設置されるのだろう。警察庁がweb上で公開している「交通規制基準」によると、オーバーパス、アンダーパス、トンネル等で自動車の通行が多く、他の車両との通行で交通事故が起きるおそれのある道路。また急勾配をはじめ、構造上危険がある道路などが対象になるとのこと。
そんな場所を訪れたときは、この標識がないか探ってみて!