どうして...? 伝説の香木「蘭奢待」がまさかのクッション化で話題→動機とこだわりを企画者に聞く
「いつかモチーフにしたい宝物」としての蘭奢待

蘭奢待という木は、中が空洞になっていて、切り取られたあとがたくさん残っている。
いくつかの跡には、明治時代に付けられた「ふせん」が。織田信長、足利義政、明治天皇がそこから切り取った、と示すものだ。
フェリシモ「ミュージアム部」の蘭奢待クッションは、そんなふせんもバッチリ再現。

そんな驚きの蘭奢待クッションは、奈良国立博物館の特別展「第75回正倉院展」(2023年10月28日~11月13日開催)とのコラボ商品。
6日、Jタウンネット記者の取材に応じた商品の企画担当者は誕生の経緯を次のように説明する。
「『蘭奢待』は、時の天下人たちが切り取った跡が残るなど歴史のロマンを感じることができる正倉院宝物のひとつです。 いつかモチーフにしたい宝物でしたので今回思い切って正倉院展ショップ『天平』さんにご提案をしてみたところ、『思い切った商品だけど面白いからやってみよう』ということになり実現することができました」