「さっき自分の血を入れてたバッグと同じじゃん」 献血したら貰える「血のカイロ」が激アツすぎる
血液カイロ、爆誕の理由は
「輸血用の赤血球製剤をモチーフに、ラベルデザインやバッグの形状等を、可能な限り本物の血液バッグに似せることをポイントといたしました」
記者の取材にそう答えた血液事業本部の広報担当によると、話題のカイロは「血液バッグ型エコカイロ」。
独自性のあるデザインかつ、特に冬季における献血の動機付けにつながり、献血に関心を持ってもらえるように、と2022年度に初めて製作された。
といのも、毎年、冬季はインフルエンザなどで体調を崩す人も多く、献血協力が減少しやすい時季。同社では、輸血用血液を必要としている患者の命を守るため、一人でも多くの人に協力してもらえるよう呼びかけている。
22年度は献血Web会員サービス「ラブラッド」に登録している献血者が、献血を予約した時などに貯まるポイントで交換できる記念品として配布。好評を博したようで、「献血について関心をもってもらうきっかけになったのでは」と広報担当者は語る。
23年度は全国統一での配布は行っていないが、各都道府県の血液センターの判断で配布を行っている会場もあるそうだ。
「『血液バッグ型エコカイロ』に限ったことではありませんが、 献血の必要性をご理解いただき、献血に関心を持っていただけるような記念品やキャンペーンを今後も検討してまいります」
と広報担当者。今後どんなユニークな記念品が登場するのか、目が離せない。