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仕事に家事に子育てに...疲れた時はここに来て。全国の優しさ集まる【ほっこりタウン】できました

「自分がどこにいるかもわからず、ケータイの電波も入らない。夜の闇の中、車の後ろに何かを積み込む男たちに『何でもしますから』と懇願すると...」(北海道・30代女性)

Jタウンネット読者

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2023.09.10 11:00
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「それで俺は報われたなぁって思えるよ」

男性が衛星電話を貸してくださったことで、祖母に連絡することもできました。

お仕事が終わるのを待ちながら反省していると、私の自転車が入る車を、わざわざ少し離れた現場から持ってきてくださりました。自宅の前に着いたとき、「必ずお礼がしたいので、住所とお名前を教えてください!」と伝えると、

「名前は坂本。だけど、お礼はいいよ。俺もあなたくらいの娘がいる。娘も誰かにこれから助けられるかもしれないし、もう助けてもらってるかもしれないし。そのかわり、次あなたの周りで困っているひとがいたら、あなたが出来る範囲でいいから助けてあげて。それで俺は報われたなぁって思えるよ。助け合いの循環。ね?」

坂本さんはそう、微笑みながら返してくれました。

それ以来、私は自分が多少を無茶しても、人を助けるような考え方・生き方に変わりました。

だってあのとき、坂本さんが助けてくれなかったら、事故にあったり、動物に襲われたり、無事に生きて帰れる保証はなかった、死んでいたかもしれないから。

命を救っていただいた坂本さんを忘れずにこれからも生きていきます。

坂本さん、本当にありがとうございました。

「忘れられない旅先での思い出」教えて!

Jタウンネットでは読者の皆さんが経験した「旅先いい話」を募集している。

読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージメール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。

(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)

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