「これは素敵。夢がある」「深読みしてほっこり」 札幌「東1丁目劇場施設」のトイレマークが話題に
トイレのピクトグラムには、そのトイレがある場所を表現するようなユニークなデザインが使われることがある。
例えば、東京都調布市の公園「鬼太郎ひろば」。ここでは鬼太郎、猫娘、車いすに乗った目玉おやじの形になっていた(2023年3月17日配信『ゲゲゲッ! 調布市「鬼太郎ひろば」のトイレのマーク、可愛すぎん?』)。
そして、北海道のある場所では、こんな形をしているらしい。
こちらはツイッターユーザーのまっち(@matio_musical)さんが2023年6月10日に投稿した写真。
「お手洗いはこちらです」という言葉の上には、赤・青・緑の3人がいる。それぞれ軽やかに、踊るようなポーズを決めているではないか!
観劇がより楽しくなりそうなピクトグラムが掲げられているのは、北海道札幌市にある「東1丁目劇場施設」という劇場。6月15日、Jタウンネット記者が札幌市市民文化局文化部文化振興課の職員に話を聞いたところ、話題のピクトグラムは劇場内に1か所あるトイレの案内に使われている。
「北海道四季劇場時代から設置されているものです」(文化振興課の職員)
実は、東1丁目劇場施設は、元々劇団四季の専用劇場「北海道四季劇場」だった。それが20年4月に札幌市に譲渡され、今に至る。
ピクトグラムを作った理由について劇団四季の広報宣伝部は、現在は札幌市の施設であるため回答は控えたいとのことだったが、観劇がさらに楽しくなりそうなアイデアに、ツイッター上ではこんな声が寄せられた。
「バレエモチーフ? 可愛いな」
「これは素敵。夢があるね~。おしゃれだし、分かりやすいし」
「車椅子の人も優雅に舞ってるイラストで面白かったのはもちろん、色々な人が楽しめる空間でありたいという深読みをして(?)とてもほっこりできる笑」