「これぞ阪急クオリティ!!」乗客の安全を守るため...花火大会当日に撮影された駅員たちの「連携プレー」がカッコよすぎる
駅のホームで撮影された写真が、SNS上で話題になっている。
あまりにもカッコよすぎる場面を捉えた一枚を、さっそくご覧いただこう。
ホームに、駅員がずらり。電車の各ドアに一人ずつ付き、左手を高く掲げている。
こんな光景、見たことない!あまりの迫力に、圧倒されてしまう。
こちらは2023年8月5日、大阪在住の「快速 出町柳」(@karafuto0701)さんがX(ツイッター)に投稿した写真だ。
Jタウンネット記者が8日、出町柳さんに話を聞いたところ、この写真は同日の21時頃、なにわ淀川花火大会終了後の阪急電鉄・十三駅(じゅうそうえき)で撮影したものだという。
撮影時を振り返り、出町柳さんは
「連携プレーが素晴らしかったです。このようにして、鉄道の安全が守られているんだと実感しました。
外国人客に記念写真の撮影を依頼されると、係の人が快く引き受ける様子も見られたので、サービス精神も凄いと思いました」
と語っている。
Jタウンネット記者は9日、阪急電鉄の広報担当にも詳しい話を聞いた。
駅員勢揃いの理由は
広報担当によると、話題の光景は
「平時と比べ極めて多くのお客様がお越しになる中、安全に鉄道をご利用いただくためです」
とのこと。
花火大会当日は混雑するため、係員が各ドア前で乗客の乗り降りが済んだことを確認し、1人ずつ手を挙げて後方の係員にそれを知らせるという対応を取っていた。それにより、このような「圧巻の光景」が生まれたのだという。
当日は十三駅だけでなく、花火大会が行われていた淀川河川敷に近い大阪梅田駅や南方駅でも人員を普段より厚く配置していた。常に同じ人数というわけではなく状況によって増員するなど、臨機応変な対応もしていたという。
なにわ淀川花火大会開催時には、毎年このような体制を敷いているそう。他の花火大会でも同様の体制を敷くことはあるものの、写真のような光景はいつでも必ず見られるというわけではないそうだ。
乗客の安全を守る駅員たちの連携プレーには、9万3000件を超えるいいねのほか、
「なかなか珍しい光景!!!」
「いや、花火よりこっちが見たいわwww」
「危機管理がすごい!」
「これぞ阪急クオリティ!!素晴らしい」
といった声が寄せられている。こうした反響に対し、広報担当は
「ありがとうございます。今後もお客様に安心して当社線をご利用いただけるよう努めてまいります」
とコメントした。
(8月14日20時40分編集部追記:記事初出時、地名に一部誤りがありましたので修正しました。)