車道のど真ん中で「目を閉じて動かないフクロウ」発見 眠ってる?保護すべき?野鳥救護のプロに聞く
道路の端に寄せようとしたら...
山族ゾクさんがフクロウを発見したのは、投稿日である27日の午後9時半ごろ。岩手県内の市道を走っている時だった。
「車で走行中、何か動物がいると気づき、車を止めてみるとフクロウだと分かりました。道路の真ん中で目をつぶってジッとしていたので、ひかれてしまうと思いました」
車の通りは多くなかったそうだが、このフクロウの姿を見て、「危ないな、何とかしなくては」と考えた山族ゾクさん。ひとまず木の棒で触れてみたという。
するととフクロウは目を開け、その場で翼を広げた。しかしその後、また目を閉じてしまったそう。
そこで今度は手袋を付けてフクロウを掴んで道路の端に寄せようとすると、フクロウの目が開き、飛んでいったという。
発見してからフクロウが飛び立つまでの時間は30分くらい。山族ゾクさんは「フクロウが道路の真ん中でジッとしているのを見たのは初めてのことだった」と語った。
では、もし今回のようにフクロウが道路の真ん中でジッとしていたら、どうするのが正解なのか? Jタウンネット記者は6月30日、野生傷病鳥の救護と救護された鳥達を野生復帰させるための活動を行う「日本バードレスキュー協会」理事長の村濱史郎さんに話を聞いた。