「教育実習生が『何でも書いて』と配った質問用紙。小学生だった私が体の悩みを打ち明けると...」(東京都・30代女性)
「今は辛いかもしれないけど...」
ある授業の後に、「悩みがあれば書いてください。心のこと、体のこと何でも大丈夫」と書かれた質問用紙が配られました。
私は生まれつき足にアザがあり、小学生の頃はレーザー治療をしている最中でした。周りの子には無いものがどうして自分だけ、と思っていました。
レーザー治療はとても痛く、針をグサグサと刺されているようで、治療する度に大泣き。痛くて痛くてもうやめたい......そんなことを書きました。
すると数日後、担任の先生から紙を手渡されました。開いてみると、それは教育実習生の彼女からのお返事で、そこにはこう書かれていました。
「痛くて辛いのに頑張っていてえらいね。今は辛いかもしれないけど、いつかやって良かったと思う日が必ず来るから」
お返事をもらえるとは思っていませんでした。そして、自分の悩みなんてちっぽけで誰にも分かってもらえないと思っていたので、私は読みながら泣いてしまいました。