知る人ぞ知る千葉・内房「竹岡式ラーメン」 リニューアルしたてのカップ麺で、そのディープな魅力を探る
千葉三大ご当地ラーメンのひとつ
「竹岡式ラーメン」は、「勝浦タンタンメン」や「アリランラーメン」とともに、千葉の三大ご当地ラーメンのひとつとして知られています。
3つともキャラクターの濃いラーメンですが、いずれも玉ねぎが使われているという共通点があります。

内房・富津発祥の「竹岡式ラーメン」は、チャーシューを煮た醤油だれに麺を茹でたお湯を入れて割ったスープ、誰が茹でても同じ仕上がりになる乾麺を使用、そして具の刻んだ玉ねぎなどが特徴。
お店によって、チャーシューだれを割ったスープや乾麺ではなく、それぞれ工夫が凝らされている模様です。

発祥となったお店は富津にある「梅乃家」や「鈴屋」とされ、そこから直系やインスパイア合わせて千葉県内を中心に多くのお店が派生。そしてこの商品は、「梅乃家」の推奨を受けています。
「梅乃家」や「鈴屋」は、千葉県にありながら東京都心から最寄り駅まで電車で2時間以上かかる上に、どちらも駅から遠く、お店に行って食べるにはかなり高いハードルが待ち受けています。
時間をかけて行かなくてもカップ麺で手軽に楽しめるのなら、とてもありがたい話ですよね。
プレスリリースによると、23年4月10日のリニューアル発売にあたって梅乃家の店主の協力も得ているようですが、「監修」や「再現」ではありません。
カップ麺で、お店のようなチャーシューだれに麺を茹でたお湯を足したスープを再現するのはなかなか難しそうですが......果たしてどんな仕上がりになっているのでしょうか。