炭酸に合うワケ...あるんです! 「桔梗信玄餅」リキュール、公式オススメ「ソーダ割り」で開けた新世界
生粋の甘党であるJタウンネット記者がおみやげでもらえたらとっても嬉しいお菓子の上位に食い込んでくる存在――それは、黒蜜にきな粉におもち、という最強の組み合わせがたまらない、山梨県の銘菓「桔梗信玄餅」だ。
そんな記者に、山梨へ取材に行っていた行った同僚・O記者がこんなものを買ってきてくれた。
細長い瓶に入った「桔梗信玄黒蜜きな粉」(税込2400円)。本家の「桔梗信玄餅」と同じ桔梗の花柄が可愛らしい。これがなんなのかというと、「お酒」だ。
なんと桔梗信玄餅の黒蜜ときな粉を原料に使用しているという甘党かつお酒好きな記者にとっては夢のようなリキュールなのである!
どうやって飲むのが正解なのだろうと公式サイトを見てみたところ、豆乳や牛乳、そしてソーダで割るのがオススメだという。......そ、ソーダ!?
黒蜜ときな粉に豆乳・牛乳、これはは間違いない。しかし、炭酸で割って飲むというのは全くイメージがつかない。
いったいどんな感じになるのか、さっそく飲んでみることにした。
牛乳割りは間違いなくうまい
とはいえ、初手は「間違いない」ほうから行こう。牛乳割りだ。
口元までグラスを持ってくると、ふわりときな粉の香ばしい匂いがする。黒糖の濃厚な甘さとまろやかな牛乳がやっぱり相性抜群である。
リキュールなのでアルコール度数は20度と高めなのだが、甘くて美味しいのでごくごく飲んでしまう。危険な飲み物だ......。この分だと確実に、アイスにかけたりしても美味しいだろう。
続いては、ちょっぴり、いや、かなり不安なソーダ割に挑戦。
すでにこのリキュールがとっても甘くて濃厚で香ばしい、まさに「桔梗信玄餅」なリキュールであることは分かっている。だからこそソーダで割るのはかなり不安。
黒蜜きな粉×ソーダで衝撃の展開に
こちらが完成品。「桔梗信玄黒蜜きな粉」のソーダ割り、見た目は完全に「コーラ」か「アイスコーヒー」である。
きな粉の香ばしい香りを感じつつ、ひとくち飲んでみて――衝撃を受けた。
の、飲みやすすぎる!
牛乳で割ったときよりもお酒感が薄くて、先ほどまでの濃厚でとろっとした甘みもない。しかしきな粉と黒糖の香ばしさは残っていて、後味がふんわりと甘いのだ。
何だこれ、どうなってんだ......?
今まで飲んだことのない味だ。しかし、とても美味しい。甘いものが得意ではないという人でもおいしく飲めるだろうし、デザートとしてだけではなく、食事やつまみと一緒に楽しむのもよさそうだ。
本家・桔梗信玄餅とあわせて飲んでみたのだが、それもまた良かった。本家の濃厚な甘さをソーダ割りがさっぱりとさせてくれる。けれど、さっぱりしすぎることはなく、口の中にはしっかり黒蜜ときな粉の余韻が残るのだ。
絶対にあり得ないと思っていた組み合わせが、こんなに美味しいなんて......見事に新しい世界が開けてしまった。
もしかしたら他にもまだ見ぬ「新しい世界」があるのかもしれない。いろんな使い方を模索したくなるリキュールだった。
「桔梗信玄黒蜜きな粉」は桔梗屋公式ECサイトや桔梗信玄餅工場テーマパーク内「グリーンアウトレット1/2」、「激安コンビニ」、「黒蜜庵セレオ八王子店」をはじめとした桔梗屋関連施設などで販売中。気になる方はチェックしてみては。