「小さすぎるイトーヨーカドー」閉店へ 国内最小「コンビニサイズ」で注目集める
「イトーヨーカドー ネットスーパー西日暮里店」が閉店する。
かつて、「小さすぎるヨーカドー」としてネット上で注目を集めた"あの店舗"がなくなる。
ネットスーパー西日暮里店は、セブン&アイ・ホールディングス初のネットスーパー専用店舗として2015年3月8日に運用が開始された。
メインは巨大な建物で、コンビニサイズの小さな店は、そのネットスーパー上で酒類・医薬品等の商品を扱うための条件を満たすためにそばに作られた実店舗。Jタウンネットが16年10月7日に取材した際、全国最小のイトーヨーカドーだった。
23年4月6日に公開された同社の2023年2月期決算補足資料によると、同店は10月3日に閉店する予定(変更の可能性あり)。
7日、Jタウンネット記者の取材に応じた広報センター担当者はその理由を、ネットスーパーの拠点をより大規模な「イトーヨーカドーネットスーパー新横浜センター(仮)」に移管するためだと説明する。このセンターは23年内に稼働の予定だ。
なお、イトーヨーカドーネットスーパー新横浜センター(仮)に実店舗は設けられず、「最小のイトーヨーカドー」がどの店舗になるかは把握していないという。