武器としてのアイデンティティが失われているぞ... 関西人の「ダジャレ」から生まれた「パン袋を留めるだけ」のメリケンサック
2023.04.11 17:00
拳に装着し、打撃を強化する「メリケンサック」。それにまさかの機能が追加されたオモシロアイテムが爆誕していた。
それがこちらだ。
メリケンサックの先についているのは、まさかの「アレ」だ。「バッグ・クロージャー」というかなりカッコいい正式名称があるのだが、一般的には「パンの袋を留めるアレ」としてお馴染みの、アレである。
2023年4月4日、大阪のミニコミ専門書店「シカク」スタッフの「ビロくん」さん(@creamciderkun)が
「パンの袋を止めるだけのメリケンサック」
とつぶやきながらツイッターに投稿したこのアイテム。メリケンサックとバッグ・クロージャー、本来であれば決して出会うことのなかったであろう2つの道具が、なぜか不思議と、違和感なく、融合している。
「袋叩き」にできるらしい
「ビロくん」さんは、このメリケンサックを使って、食パンを「袋叩き」にしたという。
ツイッターに投稿された、その時の様子がこちら。
楽しくてユニークなアイテムだが、いったい全体どうしてこの2つを組み合わせてみようと思ったのだろうか?
Jタウンネット記者が7日、「ビロくん」さんにその経緯を聞いてみたところ、「パンを留める"あれ"で何か作れないかな」と考えたのが、はじまりだったという。
「関西で小麦粉の事をメリケン粉とも言うのですが、メリケン繋がりでメリケンサックに"あれ"をつけたらくだらないかもしれない!と思ったのがきっかけです」(「ビロくん」さん)
なお、「ビロくん」さんによれば、基本的には打撃には使用できず、「パンを留めるだけ」の機能しかないそうだ。見た目はメリケンサック要素、強めなのに......。