渋谷にくまモンと「熊本の空」がやってきた あまりにもチルい青空に旅行欲が高まりまくり
Virtual Realityだモン!
VRである。会場の一画に設けられたコーナーで、専用のVRゴーグルとヘッドホンを付けると......目の前に熊本が立ち現れる。
壮大なロケーションの阿蘇の草千里、干潮時のみに現れる幻想的な道・長部田海床路(ながべたかいしょうろ)、潮が引いた砂地に風と波でできる砂の曲線が美しい御輿来海岸(おこしきかいがん)、そして、通常は立ち入ることのできない滑走路付近で撮影した旅客期の発着陸。
それらすべてに共通する、雄大で真っ青な空のさわやかさ。
それが、渋谷のビルの中で座っているだけで、味わえたのだ。
熊本の景色が360度に広がるだけでなく、ヘッドフォンから聞こえてくる音、部屋中に香る阿蘇の香り(大国杉のエッセンシャルオイル)など、聴覚や嗅覚を刺激する仕組みもあって、なんだかとってもチルい気分。
VR映像は1スポットにつき3分程度なのですぐに終わってしまうのだが......「熊本に行けば、これがずっと続くってコト!?」 と気づいて、熊本に行きたい気持ちがどんどんどんどんこみあげてきた。
VRで遠くの空を見られると聞いた時、正直なところ「何の意味が?」と思った筆者だったが、体験して納得した。
これは、リアルでも見たくなる。そして現地でさらなるチルを味わいたくなる。
季節が春めき、お出かけしやすくなった今日この頃。「青い空」を目指す旅行を計画してみるのも、楽しそうだ。