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福井の踏切は「カンカン」...ではなく「ジャンジャン」鳴るらしい

大山 雄也

大山 雄也

2023.02.19 18:00
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踏切の音は...

うーん、特に変わった音ではない。擬音で表現するなら、やはり「カンカン」である。

これがどうして「ジャンジャン」になるの? 2022年2月8日、Jタウンネット記者はえちぜん鉄道営業開発部の担当者に話を聞いたが、看板自体はかなり昔から存在していて、明確な理由は不明だという。ただ、考えられる理由のひとつとしてあるのが、

「警報音が電子音になる前、鐘で鳴らしていた音が『ジャンジャン』に聞こえていたのではないか」

というものだ。

警報音が「ジャンジャン」鳴る (2023年2月9日、Jタウンネット撮影)
警報音が「ジャンジャン」鳴る (2023年2月9日、Jタウンネット撮影)

「ジャンジャン」の看板は、構内に踏切がある鷲塚針原駅や永平寺口駅、あわら湯のまち駅といった駅に掲げられている。

あわら湯のまちの「ジャンジャン」看板(2023年5月2日に追加)
あわら湯のまちの「ジャンジャン」看板(2023年5月2日に追加)

そして、このなんとも不思議な擬音は、えちぜん鉄道特有のものではない。福井県内を走る別の鉄道会社でも使われているらしい。

記者は、福井鉄道の赤十字前駅に向かった。

「カンカン」だと面白くないから...
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