「子供は汚くてうるさくて面倒で厄介。結婚したけど全然いらない」 そう思っていた私が「母」になったワケ
妹を守った彼は叱られて...
けれど、何が起こったのかを知っているのは私だけ。お母さんたちは2人とも、「ごめんなさいでしょ!」と、中くらいの男の子を叱っています。
幼い妹を守った素敵な子が理不尽に叱られていることが許せず、私は見ていた全てを話しました。大きな男の子のお母さんは走って逃げて行きました。
「ぼく、すっごいカッコよかった。一番カッコいい所、お母さんに見てて欲しかったなぁ」
私がそう言うと、男の子は溜め込んでいた涙を溢れさせ、お母さんに抱きしめてもらっていました。
あの時、男の子は3歳ぐらいでした。今はもう成人している頃でしょうか。
子供なんて大嫌いだと思っていた私を変えてくれた君へ。
君に出会い、君の勇気を見て、子供の素晴らしさを知り、私も母親になりました。
我が子が君のような子に育つよう、一生懸命頑張っています。
数年後には私の息子も、君と一緒に共に社会で働く事になるかもしれません。
君と息子のような存在が社会で活躍できる世の中でありますように。
素敵な姿を見せてくれてありがとう。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな、あの時自分を助けてくれた・親切にしてくれた人に伝えたい「ありがとう」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。
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