ココからあなたの
都道府県を選択!
全国
ふるさと納税
グルメ
地元の話題
地域差・ランキング
PR

【鳥取県・湯梨浜町】わたしが湯梨浜で暮らし続けていきたい理由

お知らせ

全国のやさしさ集まる【ほっこりタウン】できました

「何度走っても分からない」 夜道で反射する恐怖の看板「この先 魔 の交差点」ーー「魔」の正体とはいったい?

大山 雄也

大山 雄也

2023.02.07 20:42
0

夜に見ると怖い看板がある――Jタウンネット編集部あてに、そんなメールが送られてきた。

メールには、1枚の画像が添付されていた。

「魔」の字のインパクトが凄まじい(画像は読者提供)
「魔」の字のインパクトが凄まじい(画像は読者提供)

光を反射する看板には「この先 魔の交差点 要注意!」と書かれている。なぜか「魔」の字だけホラーなフォントである。

福岡県在住のJタウンネット読者・Dさんは、この看板を大分・九重町の県道40号線沿いで撮影した。夜この道を通ると、周りに街灯がほとんどないため、車のライトが反射することでいきなり目に入ってくるのだという。それが非常に怖いのだとか。

見る者を震え上がらせるほどの看板を作ったのだから、その先にある交差点はよっぽど危ないに違いない? しかし、Dさんはメールにこう書き添えていた。

「この交差点の何がどう『魔』なのか、何度走ってもイマイチ分からず、むしろこの看板の方が『魔』であり、夜に通過して初見だとビビって事故りそうな予感」

どうしてこんなデザインに?

Google ストリートビューで確認してみると、看板は片側1車線の道路の脇、草の中にあった。

そのまま進んでいくと、日田・玖珠方面につながる道路と合流する丁字路に。信号はないが、見通しが悪いわけでも、道幅が極端に狭いわけでもなさそうだった。

ではなぜ、あんなドライバーをビックリさせるような看板が存在するのか? 2023年1月20日、Jタウンネット記者は看板の設置者である「交通安全協会飯田分会」に聞いた。

どこが「魔」なのか(画像は再掲)
どこが「魔」なのか(画像は再掲)

取材に応じた役員によると、同会では毎年小学生を対象に交通安全に関するキャッチコピーを募集し、役員たちが選んだ場所に看板を設置している。「魔の交差点」の看板もその1つで、数年前に設置したものだという。

「あの看板の先はカーブになっていてスピードを出すと危険です。観光客の方もよく通られる道なので看板を立てました」(交通安全協会飯田分会役員)

では、なぜ「魔」の文字がおどろおどろしいフォントになったのか。これについては意図したものではなく、看板屋に製作を頼んで出来上がったものが、あのデザインだったのだという。

「看板は朽ち果てるまでそのまま立てておくつもりです」と同会役員。この道を通るときは、看板に驚きすぎず、かつスピードも出しすぎないように注意して走行しよう。

こんなのあったよ!不思議な看板

Jタウンネットでは、皆さんが地元や旅先で見つけた面白い看板の情報を募集している。

読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko[@]j-town.net、[@]を@に変えてお送りください)から、看板の写真と所在地、見つけた経緯を、あなたの住んでいる都道府県・ハンドルネームと共にお送りください。秘密は厳守いたします。

情報、お待ちしています!

PAGETOP