こんなに甘いことあるんだ! 「老舗みりん屋が、ワイン酵母で作った、ニンジンの焼酎」が凄かった
お酒は好きだけど、焼酎は苦手。梅酒やワインのようなフルーティなものと比べると、ハードルが高い。
そんな風に思っている人にオススメしたい「フルーティな焼酎」を発見した。
愛知県碧南市の老舗みりん屋「杉浦味淋」が製造販売する「にんじん焼酎 紅(BENI)」(300ミリリットル・税込1760円)だ。
碧南市特産のブランドにんじん「へきなん美人」とワイン酵母を使用した焼酎らしい。
みりん屋さんが、ワイン酵母で、焼酎を作った。しかも、にんじんの焼酎だ。
要素が多すぎるのが気になって思わず購入したのだが、味の想像がつかない。
とりあえず、最初はシンプルにロックで飲んでみることにしよう。
なめらかで甘い!
にんじんを使っているとはいえ、あくまで焼酎。グラスに注いでみても透明だし、匂いもそこまで「にんじん」というわけではない。
しかし、一口飲んでみると、ふわっとした甘みが広がる。後味はしっかりと焼酎なのだが、舌に乗った瞬間はなめらかで、フルーティ。野菜ジュースのような甘さを感じる。
焼酎がこんなに甘いことがあるんだ......!
使用されている「へきなん美人」はにんじん独特の臭みがなく、甘みがあるのが特徴とのことだが、焼酎にしてもその良さがばっちり残っている。
ソーダで割ってみると、さらに飲みやすくなった。
ほんのりボタニカルで爽やかな風味なので、炭酸と相性抜群。しっかりと焼酎らしさもありながら飲みやすいというのが嬉しい。
にんじんを焼酎にするとこんなに美味しいなんて、意外すぎる......。焼酎にしてこれだけ甘いのだから、「へきなん美人」はどれほど甘くておいしいにんじんなのか、俄然興味がわいてきた。
「にんじん焼酎 紅(BENI)」は、飲みやすい焼酎を探している人には特におススメ。杉浦味醂の公式ウェブサイト<https://www.mirinya.com/>で購入できるほか、碧南市のふるさと納税返礼品にもなってるので、気になる方は覗いてみては。
愛知県 碧南市 にんじん焼酎 紅