人類の歴史は変えないけど... 人生がちょっぴり楽しく、便利になる「小発明」6選
これは便利...かも!
マジで実用的らしい体温計が活躍する機会が増えたコロナ禍、発明家・プロダクトデザイナーのゐずみさんが考案した体温計も、大きな反響を呼んだ。
3DCGソフトで制作した、「36.8度」の角度に曲がっている不思議な体温計だ。
ゐずみさんは子供の頃から、「温度」と「角度」という全く異なる概念にどちらも「度(Degree)」という単位を使うことを面白いと思っていた。そして、そこで、「体温(℃)」を測る体温計を度(°)で折り曲げてみたい」と妄想を膨らませ、制作に至ったという。
3月13日配信『「商品化あるのみ」「ちょうどいい」 斜め上の発想で作られた「36.8度の体温計」が超便利そう』では、ゐずみさんが検証のために制作した「本当に計測しやすいかどうか」の図も紹介している。実は、曲がっていることで実用性もアップするらしい。
ギリギリ実用的かもしれない「ギリギリ役に立つ」をテーマに物を作る人もいる。発明家のカズヤシバタさんだ。10月1日配信『地味に便利だ... 手を奥に突っ込まずに「筒型ポテチ」を食べるためだけのマシンが発明される』では、こんな発明品を紹介した。
筒型容器の底からポテチを押し上げる機械「チップスリフター」だ。
YouTubeでの活動の中で視聴者から寄せられた「筒形容器に入ったポテトチップスの量が年々減少していて指が届かないことが多い」という悩みを解決するために作ったものだという。
仕組みは、筒の内側に装着したマグネット付きフックを、外側に取り付けた電池式の昇降機構によって下から上へと移動させることで、中のチップスも一緒に押し上げる、というもの。
まさに「ギリギリ役に立つ」発明品は、8万4000件を超えるいいねを集めるなど、話題になった。