おじさんのお通夜に行ったら、一族総出で「見知らぬ男」をもてなしてた話
弟は泣きながら祭壇に...
すると、その運転手さんが会社のバスを借りて富士まで送ることを提案してくれたのです。
通夜は次の日なので、運転手さんのその日の仕事が終わった夜に出発。仕事の後の疲れた身体のまま夜通し運転し、途中のトイレ休憩などは介助もしながら無事通夜の会場まで送り届けてくれたのでした。
私が着いたときは、親戚の皆で運転手さんに感謝し、夜通し運転して眠いだろうからとイスで横になってもらっていたところだったのです。
弟さんは泣きながら
「運転手さんのおかげで兄さんの葬儀に来ることができました。ありがとうございます」
と、祭壇に報告していました。
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