横浜に「うさぎ本しかない本屋」があるらしい オーナーを直撃したら「うさぎ愛」が溢れてた
ウサギを飼い始めたら、かわいすぎて...
ウサギの絵本に、ウサギに関する物語、ウサギの写真集に飼育本。棚の中は、確かにウサギの本ばかり。
そんな「本屋うさぎ道」の店主が、米澤智子さんだ。
普段はフリーランスで中小企業診断士やPRプロデューサーとして活躍しているという米澤さんがなぜ、「うさぎ道」のオーナーとなったのか。そのきっかけとなったのは、米澤さんが21年2月から飼い始めたホーランドロップ「こむぎ」ちゃん(2歳・女の子)だった。
こむぎちゃんのかわいいところを「全部ですね」と断言する米澤さん。特にモッフモフなところや可愛い耳、まんまるなお目目がたまらないという。その一方で、こむぎちゃんを飼い始めてからウサギの魅力と同時に飼育の大変さも知った。
「一番大変なのは病院が少ないことです。動物病院でも犬猫しかみないところもあり、ウサギを見てくれる病院が見つかっても特定の曜日にしかお医者さんがいないということもあります」
ウサギは体調が悪くても表に出さず、夜に体調が悪くなり朝まで様子を見ようと思っても手遅れになってしまう場合もあるそう。仕事中でも夜中でも具合が悪くなると、病院につれて行かなければならず、かといってどこの動物病院にウサギを見てくれる医者がいるとも限らない。そのため米澤さんはウサギを見てくれる病院を三つもキープしているという。
ウサギの魅力はもちろんだが、飼育する上で注意しなければならないことをもっと多くの人に知ってもらいたいと思い、米澤さんは21年9月に本屋うさぎ道を出店した。