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「争いをやめよ、とお花が申しておる」 熊本で「あの武将たち」が復活!リーダー・加藤清正公が語る「現代における使命」

大山 雄也

大山 雄也

2022.12.07 08:00
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情報化社会も駆け抜ける!

清正公はポスターの仕事について、無理をして体を張ったわけではなく「人々の脳裏に焼きつかせるため、シュールさを狙った」と説明する。戦国武将がそんなものを狙うなんて、どうしてなのか。清正公はこう語る。

「余は、『熊本城おもてなし武将隊』が皆が歴史を知る入り口になればよいと思っておる。歴史はとっつきにくいから、ハードルを低くするというかの」
加藤清正公(画像は熊本城おもてなし武将隊@kumajyobushotaiのツイートより)
加藤清正公(画像は熊本城おもてなし武将隊@kumajyobushotaiのツイートより)

蘇った武将たちは10年近い活動でかなり「現世に感化されている」そうで、歴史に興味を持ってもらうため、 ポスターに限らず今の時代にフィットしたやり方を模索している。

「情報はいつの時代でも大事でござる。余の時代は矢文や飛脚しかなかったが、今では検索1つでなんでも出てくる。スマホも最初は戸惑ったが、これは味方につけるほかない代物であろう。最近では人並みにSNSも使えるようになった。カメラ慣れもしておるぞ」

と清正公。スマホを使うだけでなく、「日立 世界・ふしぎ発見!」(TBS系)といったテレビ出演までこなし、情報化社会にすっかり適応しているのだ。

また熊本城おもてなし武将隊はネットやテレビだけでなく、現代人と直接触れ合うイベントや行事も大切にしている。例えば清正公は、11月11日から3日間にわたるツアー「熊本城おもてなし武将隊加藤清正公とめぐる!みちのく福島・会津3日間」に参加。鶴ヶ城では演舞を披露したという。また、20日には名古屋で行われた「サムライ・ニンジャフェスティバル2022」に細川忠興、黒田官兵衛、南条元清が参加するなど、県外でも精力的に活動し、「日ノ本」を盛り上げようと頑張っている。

未来の子供たちのために
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