「フェリーの床に寝転がり、泣いて駄々をこねる3歳の娘。その時、横にいた中国人が私のバッグとベビーカーを...」(東京都・50代女性)
シリーズ読者投稿~あの時、あなたに出会えなければ~ 投稿者:Tさん(東京都・50代女性)
Tさんその日、3人の子どもを連れてフェリーで里帰りしていた。
船が港に着き始める頃、Tさんの三歳の娘がぐずって泣き出してしまい......。
<Tさんの体験談>
3人の子供を連れてフェリーで里帰りしていた時のことです。
船が港に接岸し降りる準備を始めると、3歳の娘が降りるのが嫌だとぐずり出しました。
娘は床に寝そべって泣き出したのですが、ボストンバッグとベビーカーを抱えていた私には起こすこともできず......。
それを見ていた中国の方が...
すると横にいた中国の方が、言葉も分からないのに私のボストンバックとベビーカーを持ってくれたのです。
その方は「その子を起こしてあげて」と言うようなジェスチャーをして、私を助けてくれたのです。
さらに横にいた女の子が握っていた風船まで私の娘にくれました。おかげで娘は落ち着き、私たちは無事フェリーから降りることが出来ました。
もう30年も前のことですが、忘れられない心温まる思い出です。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな、あの時自分を助けてくれた・親切にしてくれた人に伝えたい「ありがとう」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。
読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)