オリックス応援のため「日本シリーズ中は早くお店を閉めるかも」 車屋の看板に大反響→そして、球団が動いた
看板画像を見て訪問
営業部の担当者によると、バファローズの営業担当がフジオートに訪れたのは事実。ツイッター上で看板の投稿を見て10月24日に電話をし、25日に訪れたという。
「会社のことや看板のこと、どのくらいのファンなのか、球場への来場頻度といったヒアリングとオリックス・バファローズの今シーズンの振り返りを行いました」(オリックス・バファローズ営業部担当者、以下同)
オリックス・バファローズにとっては、このような「訪問」は珍しいものではないようだ。同球団は「地域の皆様に支えられているプロ野球球団」という認識のもと経営を行っており、特にオリックス・バファローズを応援している関西圏の企業へは積極的にアプローチを行っているとのこと。
「大阪府内にはプロサッカーチームやプロバスケットボールチームもあり様々な選択肢がある中で、1人でも多くの方にオリックス・バファローズを認識していただき応援していただきたいという思いがあります。そのような地道な活動がスポンサー様の獲得やシーズンシート(年間指定席)のご契約に繋がると思っております」
今回は初めての訪問ということで、営業的な話はあまりしなかったものの、将来的に「いろんな形」で応援してもらえるよう、お願いしてきたそうだ。
ちなみに、フジオートに置いていったステッカーは、バファローズのパ・リーグ優勝記念ステッカーだという。
パ・リーグ連覇、日本一にもなったバファローズ。強いチームなら何もしなくたって応援する人が出てきそうなものだが、それでも熱い気持ちをもって営業を行う。そんな球団の努力がファンを増やし、チームを盛り上げ、勝利という結果にも結び付いていくのかもしれない。