「ナンパしてきた大人たちは、私が家出少女と知り態度を変えた。乗り込んだ車はどんどん街から離れていって...」(北海道・40代女性)
「今あるすべてが、彼らのおかげ」
思春期にちょっとグレてしまった家出少女2人は、離れた街で見知らぬ男性2人に人生を救われました。
思えば放っておくこともできたでしょうに、うどん代やフェリー代といったお金と、時間を使って、名前も知らない子供2人にそこまでしてくれる人はそういないと思います。
自分なら、面倒でかかわるのは嫌だと、元の場所にでも降ろしたかもしれません。
その2人に会っていなければ私たちは今、生きていたのかどうか......。
一緒に家出をした友人とは学校を卒業してから、会うことはなくなりました。ですが風の噂で、友人も家庭を築き幸せに暮らしているそうです。自分も幸せに過ごしています。
人生でたくさんの人と出会い救われていますが、あの時ほど感謝している人はいません。今あるすべてが、彼らのおかげと言っても過言ではないですし、そう思っています。
34年前に青森の駅前通りで家出少女をフェリーに乗せた男性2人。きっと今は50代半ばくらいでしょうか。見つける事はできないでしょうが、伝えきれない感謝をここに。
本当に本当にありがとうございました!
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