「平日も休日も、朝晩問わず響くようになった隣の家のピアノの音。『良好な人間関係』のためには我慢するしかないの?」【自己防衛おじさんのお悩み相談室】
職場の人間関係や恋愛相談、身体のコンプレックスから性の悩みまで――。
読者から寄せられた多種多様な悩みを、「自己防衛おじさん」こと占い師の鉄平さんが、真摯かつユーモラスに回答していく。
今回お悩みを相談するのは、会社員のRさん(兵庫県・40代男性)。
隣家の娘がピアノ教室を開いたが、平日休日、昼夜の区別すらなく響くピアノの音に悩まされているのだという。
読者のお悩み
今年の4月、隣の家の50代の娘さんが都会からUターンで戻ってきました。80代のご両親と同居して生活のお世話をされているのですが、同時にピアノ教室も営まれるようになったので現在我が家はピアノの騒音で悩まされっぱなしです。平日、休日の区別なく、生徒さんが予約を入れた時に指導しているようなので、休みも朝昼晩も関係ありません。
「少なくとも土日祝、そして朝晩くらいは静かにして欲しい」と思うのですが、今までお隣の高齢のご夫婦には仲良くしていただいてきたので、人間関係が悪くなるのが心配でそう簡単には言えません。
自治会長にも相談したのですが、個人間で話し合ってくださいとのことでした。
仲が悪くなることを覚悟で、正直に私の気持ちをお隣に伝えるしかないのでしょうか。
Rさん(兵庫県・40代男性)
自己防衛おじさんはRさんに、どんなアドバイスを送るのだろうか。
「自己防衛で限りある時間を快適に」
自己防衛おじさんの回答
騒音を我慢してそのまま生活するか、「言うべきこと」は言って出来る限り改善してもらい、お互い節度を持って快適に生活をしていくか。選択を迫られているわけですね。
結論から申し上げますと、言葉を選びつつご自身の要望を直ぐにでも伝えるべきでしょう。
再び実家で実の娘と共に生活出来るだけでなく、その娘がピアノの指導者として頑張っている姿を見られて、隣家のご夫婦はご満悦のはず。
しかしおそらく、その80代のご夫婦より、あなたの方が長くその場所で生活を続けていくことになるでしょう。
今、その騒音問題に決着をつけずに常態化させてしまうと、きっとご夫婦が他界されたあと、そのまま騒音は続きます。
そうなってから要望を伝えようとすると、対峙しなくてはならないのはピアノ教室で指導をしている娘さん本人になるのです。
どちらを選んでも角が立つ可能性はありますが、これまで仲良くしてきたご夫婦のほうが、伝わりやすいのではないでしょうか?
だから、あなたとの関係が良好なご夫婦がまだ元気でご存命の間に、言葉を選びつつ要望を伝えて、自己防衛。
魂は永遠とは言うものの、人生は有限です。限りあるあなたの時間を少しでも快適に過ごしてくださいね。
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