「鏡の国」に繋がっていそう...! 埼玉にある「美しすぎる沼」に感動の声
埼玉にある「美しすぎる沼」がツイッター上で注目を集めている。
「海」や「湖」「川」と比べると、「沼」という言葉にキレイなイメージを持たない人は多いかもしれない。
しかし、実際には――。
こちらは埼玉県在住の写真家・Yuji Shibasaki(@Yuji_48)さんが2022年10月11日に投稿した写真だ。
空に広がるのは夕日で色づいた秋らしい雲。水面に映る夕焼けはさらに鮮やかで、業火のごとく一面を焼き尽くしている。
そこには浮かぶ小さな船のシルエットは、鏡の上に置いたかのよう。現実とそっくりだけどどこか違う「鏡の国」の存在を感じさせる光景である。
地元民も驚きの美しさ
川越市東部に位置する埼玉県最大の自然沼「伊佐沼」で撮影したというこの写真。Shibasakiさんはこの日、たまたまこの場所を通りがかり「日の入りを見てから帰ろう」と立ち寄ったのだそう。
「近所の方も『今日の夕焼けは今まで見た事無いくらいに綺麗だ』とおっしゃっていたので、偶然ですがこの日は当たり日でした」
と当時の状況を語ってくれた。過去にも何度かここで夕暮れを撮影したという投稿者だが、これほどまでに雲が凄まじい色になったのは初めてだったとのこと。夕焼けはすぐに色味や景色が移り変わっていくため、「直感」でシャッターを切ったそうだ。
このツイートには、こんな反応が。
「空が反射してるけど、反射した世界はまた違った表情を見せててすごくいいですね」
「伊佐沼ってこんなに綺麗なんですね!昔釣りに行った時は感じなかったなー」
「いつも通ってるけど、こんなに綺麗な瞬間は見たことないです よいな(*´∀`*)素晴らしい瞬間をありがとう♪」
奇跡のような光景に、伊佐沼を初めて見る人はもちろん見慣れた人からも感動の声が寄せられている。
何気なく浮かぶように見える小舟は、裏側の世界へ向かう人を待っているのかもしれない。(ライター:Met)