こうはならんやろ... 関西の回転寿司店が生み出した「えびフライ1本握り」が珍妙すぎる件
2022.10.27 18:05
「エビフライが亭主関白になったのです」
「えびフライ1本にぎり」を提供しているのは、関西でチェーン展開する「大起水産回転寿司」。
同店を運営する大起水産(本社=大阪府堺市)を取材したところ、「えびフライ1本巻き」の開発者が話を聞かせてくれた。
開発者によると、同店のメニューには以前から、エビフライ1本入れて巻いた「えびフライ1本巻き」が存在している。それに加えて、他のメニューも提供したいと考え、生まれたのが、「えびフライ1本にぎり」だ。1本巻きよりもエビフライに「特化」し、サイズ感を感じられるにぎりにしたという。
「ネタとシャリは手を取り合う仲なのに、『俺についてこい』とエビフライがシャリを従えていて、エビフライが亭主関白になったのです」(開発者)
ちょっとよくわからないが、とにかくエビフライにさぞこだわっているんだろう。そう思った記者だったのだが、開発者に商品の詳細を聞いていくと、話は予想外の方向に転がっていく。
「タルタルソース好きの私が『どこを食べてもタルタルが乗っている!』とお客様に感じてほしくて、大人から子供まで親しみやすい味のタルタルソースを惜しみなくかけました。
エビフライを扱っているお店は他にもあると思うのですが、タルタルの量はどこにも負けません!
しっぽまでタルタルソースとともに余さず全部食べてください」
タルタルソースの話ばかりなのだ。