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【ほっこり】朝の満員電車の中で、大泣きする赤ちゃん 焦る母親に乗客たちが「連携プレー」で届けたもの

井上 慧果

井上 慧果

2022.10.24 11:00
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シリーズ読者投稿~あの時、あなたに出会えなければ~ 投稿者:Nさん(愛知県・60代女性)

その日は、Nさんは赤ちゃんを抱いて病院に向かっていた。月に一度の検診のためだ。

遠くの大学病院に行くために使うのは電車。しかも、朝の混みあった時間に乗る必要があって......。

朝の満員電車で...(画像はイメージ)
朝の満員電車で...(画像はイメージ)

<Nさんの体験談>

障害を持って生まれた息子は、月に1度、遠くの大学病院へ検診に行かなければなりませんでした。

その日も抱っこひもで息子を抱え、朝の満員電車に乗ったのですが......そこで息子が大声で泣き叫び始めてしまったのです。

泣き叫ぶ息子を見かねて...

息子はこの時、まだ1歳にもなっていませんでした。

どうしようかと途方に暮れていると、近くにいた乗客の方に飴を一つ手渡されました。

飴を手渡された(画像はイメージ)
飴を手渡された(画像はイメージ)

それは、車内の遠い場所にいる乗客の方から、人づてに渡ってきたものでした。

泣き叫ぶ息子を見るに見かねて、けれども満員電車で身動きが取れず、直接手渡すことができないため、泣き声がする方へと順番に手渡され、最後に私の元へと届いたのです。

息子は赤ちゃんで、まだ飴を食べることはできませんでしたが、本当にありがたかったです。

その息子も、今年で30歳。あのとき頂いた優しさを、他の人にお返しできる人になってほしいと思っています。

誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!

名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな、あの時自分を助けてくれた・親切にしてくれた人に伝えたい「ありがとう」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。

Jタウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。

読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージメール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。

(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)

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