「2人の子供と乗った電車で見つけた唯一の空席。2歳娘がよじ登ろうとすると、隣の男子高校生が...」(岩手県・30代女性)
「世の中捨てたもんじゃないな」と思った
座席は2歳の娘がギリギリよじ登れない位の高さで、荷物を持って息子を抱っこしていた私は、娘を座らせてあげる事が出来ませんでした。
どうしようかと思っていたら、娘が座ろうとしていた席の隣に座っていた男子高校生が、無言で娘をヒョイッと抱き上げて座らせてくれたのです。
私は涙を我慢して、「ありがとうございます」とお礼を言いました。
当時、私は心身ともにしんどくて辛い時期だったので、その子がしてくれたことは、私にとって泣きそうになる程嬉しい出来事だったのです。
「世の中捨てたもんじゃないな...また頑張ろう」と思えました。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな、あの時自分を助けてくれた・親切にしてくれた人に伝えたい「ありがとう」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。
読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)