「雨の夜の帰り道、後ろからどんどん近づいてくる足音。次の瞬間、見知らぬサラリーマンが私を傘に...」(東京都・30代女性)
2022.09.26 11:00
「良かったら入ってください」
足音の主は「あの」と声を掛けてきました。
帰り道に痴漢やナンパにあったことが何度もあったので、私はその声には振り向きませんでした。すると、急に雨が当たらなくなり......。
「良かったら入ってください」
サラリーマン風のスーツの男性が傘に入れてくれていました。
とはいえ、私はまだ警戒していたので「いえ」「大丈夫です」と断っていたのですが、その人は
「今日は寒いですし結構降ってきましたから。荷物も濡れてしまうでしょ」
と、傘を差しかけてくれて、自分はほとんどはみ出していました。しかもこちらが警戒してるのを察して特に話し掛けるでもなく、肩なども触れないよう隙間をあけてくれていたのでした。