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鍾乳洞の中で発見された「校長先生の泣き所」に注目集まる どういうネーミング?由来を聞いたら憐れすぎた件

大山 雄也

大山 雄也

2022.08.30 18:00
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今と昔では状況が違った

安家洞の全長は日本最長の23.7キロメートル。「迷宮型鍾乳洞」とも言われるが......本当に校長先生が泣いてしまったなんて話があるのだろうか。

Jタウンネット記者は2022年8月29日、同所を管理する安家洞観光の工藤榮吉社長に話を聞いた。

工藤社長によると、校長先生が泣いてしまったというのは実話。そんな事件が起こった背景には、当時の安家洞の状況が関係しているという。

「今でこそ観光地として整備されていますが、当時は観光の概念すらなく、誰もが自由に出入りできた、村の人々の遊び場でした。その代わり、観光地となった今と違って中に照明もなく、穴があちこちにあって、非常に迷いやすい場所でもありました」
安家洞の内部。照明が見えるが、昔は設置されていなかった(画像は肉野@nikuno_hさんのツイートより、編集部でトリミング加工)
安家洞の内部。照明が見えるが、昔は設置されていなかった(画像は肉野@nikuno_hさんのツイートより、編集部でトリミング加工)

泣いた校長先生と一緒に安家洞入った子供は5~6人いたという。工藤社長は、子供たちだけが戻ってこられた理由、そして校長先生だけが取り残されてしまった原因を以下のように説明する。

「子供たちの記憶力はすごいですし、それが5~6人分あれば、当時の安家洞でも外に出てこれるでしょう。でも、校長先生は大人1人だけ。記憶力もあてにならずに中で迷ってしまったようです」
笑い者にされた挙句に
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