しょこたん「神のたべものすぎた」 山形名物さくらんぼを最高に楽しむ「プチジェリチェリー」がマジでヤバイ
「山形ってなにからなにまでなんでこんなに振り切って天元突破しておいしいのか
さくらんぼの凍らせてたべるデザートが神のたべものすぎた」
こちらは2022年8月3日、タレントの中川翔子さんがツイッターに投稿したツイートだ。
ご当地グルメに目がないJタウンネット編集部としては「神のたべもの」との感想は聞き捨てならない。といわけで早速、中川さんが紹介していたスイーツを入手した。
さくらんぼ主要生産地の1つである寒河江市にあるサエグサファクトリーが製造。早摘みした山形産のさくらんぼの種を取り除いて、蜜煮に。その後、ゼリーでコーティングした一品だ。
さて、本当に「神のたべもの」と言えるほどの実力なのか......試してみようではないか。
暑い夏にぴったりのシャーベット
冷凍で保管するプチジェリチェリーは、冷凍庫から出してすぐに食べる「シャーベット」。冷凍庫から出して30分ほど経ってから食べる「半解凍」。60分ほど経って食べる「ゼリー」と3つの楽しみ方ができる。
まずは、冷凍庫からだしてすぐのシャーベットの状態から食べてみた。
シャーベットの時のプチジェリチェリーは、きれいなピンク色に身(実)を包んでいる。
まだ冷凍庫から出したばかりなので、勿論ひんやりつめた~い。しかも、甘さは控えめで、さっぱりしている。酷暑で夏バテしてしまっている筆者にとっては救世主だ!
暑い季節にはシャーベットのプチジェリチェリーが与えてくれる癒しは計り知れないほど大きいだろう。
しかし、筆者はこの時、知らなかった。プチジェリチェリーはまだ、その真骨頂を見せていないのだと。
この世のものとは思えない「半解凍」
待つこと約30分。続いては、同封されているチラシに「一番おすすめ!!」と書かれている半解凍で食べてみた。
シャーベット状態から時間が経ち、ルビーのような輝きを放つ可憐な見た目に変化。これは味も期待できそうだ。
パクッと口に入れ――その時は来た。中川さんが言っていた「神」が降臨したのだ。
シャーベットの時に比べると少し柔らかくなり、口の中でジャストフィットする心地良い食感。濃厚ながらも優しい甘味が口いっぱいに弾けて......いつしか筆者の身も心もプチジェリチェリーに抱きしめられ、トロトロになってしまった。
ああ......こんな贅沢を僕がしていいのだろうか。周囲に対して詫びを入れたいほどの快楽に溺れてしまう。たった1粒食べただけで、こんなに魅了されるなんて、恐ろしい。
皆さんがプチジェリチェリーを手にした際には、半解凍で楽しむことを心からおすすめしたい。
甘さの威力が増したゼリー
半解凍でもうKOされている筆者だが、まだ終わりではない。最終形態のゼリーが待っているのだ。
冷凍庫から出して1時間も経つと、抜群の透明度と艶に。見た目はこの状態が一番好きかもしれない。
気になる味はというと......さくらんぼの暴動だ。甘味はどの状態よりも濃く、パンチが強い。甘さに自分が乗っ取られるような感覚だ。
半解凍状態も素晴らしかったが、甘さを追及する人にとってはゼリーが最も合っているかもしれない。
冷凍庫から出して1時間の間に、見た目と味の変化をたっぷりと堪能できるプチジェリチェリー。
山形県内の売店だけでなく、東京・銀座の山形県アンテナショップ「おいしい山形プラザ」やサエグサファクトリー・楽天市場店、山形県のお土産通販サイト「とっておきの山形」でも購入できる。
さくらんぼの神様に出会える最高のスイーツ。一度食べて見るべし!