埼玉の名産品アピールする「狭山茶自販機」に珍事発生 中身が全て「綾鷹」に...一体なぜ?コカ・コーラに聞く
埼玉県が誇る名産品・狭山茶。その主産地は県西部にある入間市だ。
市内には、そんな地元の名物を気軽に味わえる自動販売機が設置されている場所が複数あって、地域の自然や歴史などのほか、狭山茶や国内外のお茶に関する展示を行う「入間市博物館」(通称・ALIT、Tは「Tea」のT)もそのひとつ。
通常なら、ペットボトルに入った狭山茶がズラリと並んでいるのだが......ある日、ALITの自販機に異変が発生した。
こらちは埼玉情報を発信するツイッターユーザー・カナタT【V埼玉県民・豊岡かなた】(@kanata_stm)さんが2022年7月27日に投稿した写真。映っているのは入間市博物館 ALITに設置されている狭山茶の自販機だ。
そこには「お茶かおるまち 狭山茶でひと休み」「この自動販売機は狭山茶の振興のために置いています」と狭山茶をアピールする文言が書かれているのだが......カナタTさんは写真にこう添えている。
「【悲報】入間市博物館名物・全部狭山茶の自販機、全部綾鷹(宇治茶)になる」
写真を改めて見ると、中身が狭山茶ではない。なんと日本コカ・コーラと京都・宇治の老舗茶舗「上林春松本店(かんばやししゅんしょうほんてん)」の協働商品「綾鷹」しか入っていないのだ。