「曲がり角で脱輪し、動かなくなった私の車。女3人で立ち往生していると、若い男性がロープを持って現れて...」(岡山県・60代女性)
シリーズ読者投稿~あの時、あなたに出会えなければ~ 投稿者:Iさん(岡山県・60代女性)
20数年前のある日、Iさんは近所のご婦人2人と車で隣町に出かけた。
途中、狭い道を曲がろうとしたときに車が脱輪してしまい、途方に暮れていると......。
<Iさんの体験談>
もう20数年も前の事になります。その日私はご近所の御婦人2人を車に乗せ、3人で隣町に出かけました。
そこで御婦人の知り合いを訪ねた後、車1台やっと通る狭い道を曲がろうとした時に脱輪してしまったのです。
当時JAFに入っておらず、かといって女3人で車を持ち上げる事もできないため、「どうしよう今車が来たら、通れなくて迷惑をかけてしまう」とパニックに。
その時、不運にも若い男性の乗ったランドクルーザーのような車がきてしまったのです。
怒られるかと思っていたら...
「わぁ怒られる!」と思ったのですが、その人はすごいスピードでバックして行ってしまいました。
道を塞いでしまっていることを申し訳なく感じましたが、どうすることもできず頭を抱える私たち。
すると反対側からさっきの車が入って来て、私たちの前で止まったのです。
運転していた若い男性が降りてきて、その手にはロープが。なんとそれを私の車に繋いで、自分の車で引っ張り上げてくれたのです!
まさに地獄に仏のようで本当に救われる思いでした。
当時若かった私は、何度もお礼を言うだけでお名前も聞かずじまいでしたが、20数年たった今でもあのときの青年に心から感謝しています。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな、あの時自分を助けてくれた・親切にしてくれた人に伝えたい「ありがとう」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。
読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)