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一生眺めていられるわ... ベテラン職人が作った羊羹「星合いの空」が美しすぎると話題→「映える」ビジュアルに込めた思いとは

藤本 仁

藤本 仁

2022.07.23 17:00
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「夏にぴったりな羊羹」を作りたい

杵屋本店は200年以上の歴史を持つ菓子店。こだわりの自家製餡や山形県のフルーツを使用した商品を数多く手がけている。

毎年7月には、上生菓子を中心に七夕をイメージした商品を発売しており、「星合いの空」も七夕の夜空をモチーフに作った創作羊羹。ただ、七夕だけでなく「夏にぴったりな羊羹」を作りたいという思いが強かったという。

「『星合いの空』は今年から新たに始めた四季折々の創作羊羹を作る企画の一環で、まずは夏向けにやろうと最初に開発した商品でした。 夏の夜をイメージした青のグラデーションと星空をどう表現するかという発想で生まれた商品です」(杵屋本店)
一切れ一切れ模様が違う(画像は杵屋本店Facebookより)
一切れ一切れ模様が違う(画像は杵屋本店Facebookより)

56歳のベテラン職人が手掛けたという、淡いブルーとパープルが繊細に交じり合う、にじむような夜空の色。

この美麗なグラデーションは、どうやって創り出されたのか。杵屋本店に聞いてみると、

「ソーダ味錦玉羹を青と紫2種類用意し、きれいに混ざり合うように流し込みます。企業秘密でお伝え出来ませんがグラデーションを平面だけでなく立体でも見えるよう一工夫をします」

とのこと。同店公式サイトの商品紹介ページを見てみると、平面・立体どちらからみてもそれぞれ異なる絶妙なグラデーションの夜空が輝いていた。

1本ずつベテラン職人の手作り
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