「友達とはぐれ、北海道の原始林で迷子になった私。半泣きで歩いていると、車に乗った大学生グループが...」(北海道・60代男性)
歩いても歩いても、目印に辿りつけず...
上を見上げれば、周囲の巨木の向こうに集合場所である百年記念塔のてっぺんが見えるのですが、歩いても歩いても戻れません。集合時間が迫っていたこともあって、私は半泣きで歩いていました。
その時、後方から走って来た車が私を追い越していき、そしてすぐに戻って来たんです。
その車に乗っていたのは大学生たちでした。
ひとり青ざめて歩いていた私を心配してくれたようで、事情を話したところ
「よし、送ってあげるよ」
と、あっと言う間に私を集合場所まで乗せてくれました。
焦っていた私は当時ちゃんとお礼を言ったのかも覚えていませんが、50年前に親切にしてくれた皆さんのこと、私は忘れていません。今でも感謝しています。本当にありがとうございました。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな、あの時自分を助けてくれた・親切にしてくれた人に伝えたい「ありがとう」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。
読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、体験の時期・場所、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度~)、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別、職業を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)