霧の向こうから、お迎えがやってきた...? 森の中に突如現れる「巨大な手」の正体は
2022.07.12 17:00
「上に乗ったりはしないように」
「足腰にご利益のあるお寺なのですが、教授さんは『自分は足腰だけじゃなくて体全体を使う仕事だから』ということで、せっかくの作品を放置しておくのはもったいないというのもあり、『手』を奉納していただきました」(安藤さん)
ただ、お寺の境内に置くにはいかんせん大きいので、少し離れた場所の山の中に設置することになったという。
そのため、「お寺と関係のあるものと分かりづらい場所にあるため、何だこれはと驚かれる方も多いようです」。
ただ、興味を持って近づいた参拝客の中には、「手」の中に座ってしまう人もいるそうで、安藤さんは
「手で触る程度なら大丈夫ですが、本体はロープで簡単に支えているだけなので、上に乗ったりすると転がってしまったりする可能性があって危ないので控えてほしいです」
と注意を促した。「手」に会いに行ったら、そっと眺めるだけにしておこう。