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霧の向こうから、お迎えがやってきた...? 森の中に突如現れる「巨大な手」の正体は

福田 週人

福田 週人

2022.07.12 17:00
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実は奉納品だった

toshiboさんが話題の「手」と遭遇したのは、埼玉県飯能市にある天台宗の寺院「子ノ権現天龍寺」の境内から少し離れた山の中。

昔からこの場所のことは知っていたというtoshiboさんは21年8月の「霧が出ていそうな雨の日」を狙って撮影に向かった。

「少し待ちましたが、上手いこと深い霧に包まれていたので、狙い通りの感じでいい写真が撮れたかと思います。霧があったおかげか、ミステリアスな雰囲気があってとても良かったです。こんな風景はなかなかお目に掛かれないので、大切な一枚となりました」(toshiboさん)

それにしても、この巨大な「手」は何なのだろうか。Jタウンネット記者は8日、子ノ権現天龍寺にも話を聞いた。

取材に応じた住職の安藤亮伸さんによると、「手」は2008年に同寺に奉納されたオブジェ。大きさは片方の手だけで2畳ほどだが、中は空洞になっているので、見た目よりも軽いという。

「お寺のある山の麓に、京都精華大学芸術学部の教授さんが開いているアトリエがあるんですが、そこの教授さんが作ったものです。もともとはご自身の個展用に作ったもののようですが、その後お寺に奉納していただきました」(安藤さん)
昼間の様子(画像は子ノ権現天龍寺公式サイトより)
昼間の様子(画像は子ノ権現天龍寺公式サイトより)

子ノ権現天龍寺は足腰の健康にご利益のある寺で、公式サイトによると、足腰の調子が悪い人はもちろん、農林漁業従事者やスポーツ選手、登山家の人達が参拝に訪れる。このほか、人間の足から転じて、自転車やバイクの交通安全祈願をする人も多くいるそうだ。

「上に乗ったりはしないように」
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