「火の鳥」が飛んでるみたい...! 夕暮れのひまわり畑が、切なくなるほど美しい
「ひまわり畑上空を火の鳥が飛んでるような空だった」
そんな言葉とともにTwitterに投稿された一枚の写真が話題になっている。
見渡す限りに広がるヒマワリ畑、その奥では山々がどっしりと構えている。
たなびく雲は夕焼けに染まり、印象的な形に。山より大きな「火の鳥」が右方向に滑空しているかのようだ。
この写真を撮影したのは岐阜県を中心に活動する写真家で、ツイッターやインスタグラム(いずれもIDはsps823n)などで作品を発表している「しょーや」さん。2022年7月5日に自身のツイッターアカウントに投稿したところ、3400件以上のいいねが寄せられるなど、注目を集めている。
この美しい光景は、どのようにして捉えられたのか。Jタウンネット記者は6日、しょーやさんを取材した。
帰ろうと思った矢先に起きた奇跡
「少しでも人の目に留まる写真が撮れたらいいなと思いながら撮影をしている」と語るしょーやさんによると、ヒマワリ畑があるのは三重県四日市市の「マルホ農園」。
22年6月26日、夕焼けのヒマワリ畑を撮影するために初めて同園に向かったが、思っていたほど空が焼けなかったので、19時ごろには撤収も考え始めたという。
その矢先、待っていた景色が訪れた。
「帰ろうかなと思った時に雲が真っ赤になってきて感動しました!」(しょーやさん)
まさに奇跡的な光景に、ツイッター上でも感動の声が多く上がっている。
「本当に火の鳥みたい。。きれい...」
「なんだかちょっと寂しいような、切ないような素敵な一枚」
「この美しい景色が、いつまでもみれますよーに」
なお、マルホ農園代表のnoteやインスタグラム(いずれもIDはmaruhonasu)の投稿によると、同園ではニンジンを育てる畑の土を豊かにするためにヒマワリ畑作りを行っている。22年は7月1日にヒマワリを土に還す作業を行っているため、次に同園のヒマワリ畑を見られるのは、きっと来年になるだろう。
次のチャンスを逃したくない人は、インスタグラムを要チェックだ。