あとどれくらい頑張れますか? 社員の「残りHP」可視化してみた企業に称賛の声
あえての「満タンバッジ」でプラシーボ効果を狙え!?
「HP見える化制度」導入後、社員からはどんな反応があったのだろう。また、何か効果はあったのだろうか?
ケンさんは以下のように語る。
「誰かに仕事を任せる時など実用的な場面ではもちろん、ふと社内ですれ違う時にも自然と相手のHPバッジを見るようになってきました。 普段あまり会話のない相手とも会話のきっかけになったり、少なくとも社員同士のコミュニケーションツールとしてうまく働いているように見えます。実用面は絶賛経過観察中ですが、社内の雰囲気が明るくなった気がしてます」
また、家に持ち帰って一緒に暮らしている家族(赤ちゃんやペット)につけて楽しんでいる社員や、あえて満タンのバッジをつけることで「プラシーボ効果」を狙っている社員もいるとのことで、「それぞれユニークな使い方をしていて面白いです」。
社員たちが日々、多くの時間を過ごす職場。そんな場所で「HP見える化制度」が「少しでも楽しく、ストレスなく過ごせる環境作りにつながるツールになればいいなと思っています」とケンさん。今後、残りHP「15」「3899」「10000」の3種類だけではなく、残りHPのバリエーションやHP以外の表現パターンを増やしていくことも検討中だという。
なお「しゃいんのHP見える化バッヂ」は、ツイッターでの大反響を受け、一般販売の準備を急ピッチで進行中。7月中旬~下旬頃に同社オフィシャルECショップをオープンし、販売を開始する予定だ。
皆さんもこのバッジを使って、自分や仲間たちのHPを「見える化」してみては?
(7月12日19時40分編集部追記:音研は7月9日、BASE上でショップ「ケンさんずマーケット」をオープン。「しゃいんのHP見える化バッジ」などの予約販売を開始している)