トンがった形とは裏腹のやわらかさ 謎の「やわらかたけのこキャベツ」の魅力に迫る
食卓を彩る便利な食材「キャベツ」。千切りやサラダにして生で食べるもよし、鍋や炒め物に入れるもよしの頼れる野菜だ。
スーパーなんかでよく見かけるのは、球体を上から押しつぶしたような形だが、変わった形状の品種も。例えばこんなキャベツを見たことがあるだろうか。
上の方が、とんがっている。キャベツなのにタケノコのような形のコレは、「みさき」という品種だ。
横浜の種苗会社「サカタのタネ」が開発した品種で、1974年に発売されて以降、長らく販売が続くロングセラーキャベツ。名前はキャベツの形状が「岬」に見えることに因んでいるという。
このキャベツ、一般的なキャベツと形以外に何か違いがあるのだろうか。
Jタウンネット記者は2022年6月22日、サカタのタネに「みさき」キャベツの魅力を教えてもらった。