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トンがった形とは裏腹のやわらかさ 謎の「やわらかたけのこキャベツ」の魅力に迫る

大山 雄也

大山 雄也

2022.07.05 21:00
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長距離輸送には適さないほど、やわらかい

担当者によると「みさき」は非常に柔らかいため、大量生産や長距離輸送には適さない。

「スーパーよりも地産地消型である直売所等の方が流通している可能性は高いでしょう」

大量生産や長距離輸送には向かない「みさき」(画像はサカタのタネ提供)
大量生産や長距離輸送には向かない「みさき」(画像はサカタのタネ提供)

出回るのは5月~7月上旬ごろと10月~11月ごろ。「みさき」を生産している人が近くにいれば手に入る可能性もあるかもしれないが、そうでなければ出会うのは難しそうだ。

――それでも、どうしても「みさき」を食べてみたい。そんな人は家庭菜園で育ててみるのも選択肢のひとつ。

一般的なキャベツより縦長で倒れやすいため、育てる際にはこまめに土寄せ(根元に土を寄せて倒れるのを防ぐこと)するか、コンパクトな外葉を生かした密植栽培(狭い間隔で植え付けて栽培すること)がおすすめ。

また、葉の柔らかさが売りなので、とり遅れないように早めに収穫するのもポイントだという。

公式ウェブサイトによると種の「まきどき」は、寒地・寒冷地では2月~7月初旬ごろ、温暖地では2月~4月初旬ごろと7月中旬~8月中旬ごろ、暖地では1月下旬~3月中旬ごろと7月末~8月下旬ごろ(いずれも目安)。

種はサカタのタネのオンラインショップで購入できる。

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