「水で冷やすカップ麺」の先駆け!? ジャンキーさが堪らない「大黒 冷しシリーズ」の季節が今年もやってきた
酸味×甘み×スナック感が病みつき?「冷し中華 醤油だれ」
3つめは、「大黒 冷し中華 醤油だれ」。カップ麺で「冷し中華」は非常に珍しいですよね。
とはいえ、最近はヤマダイの「凄麺」シリーズからノンフライ麺を使った本格的な商品も登場しています。「冷したぬき」や「冷しきつね」が大手メーカーから出始めているので、「冷し中華」のカップ麺もいずれ店頭を賑わすかもしれません。
酸味と甘みが際立つ醤油味のスープに、中細で縮れのついた油揚げ麺と、のリたまふりかけのような具、そしてからしが合わせられています。
リンゴ酢やはちみつも使っているということで酸味と甘みがかなり強く、特に酸味は荒々しいレベル。それに加え、油揚げ麺のスナック風味も他の2種に比べてかなり目立っています。
酸味、甘み、油揚げ麺の奏でる味わいをジャンクというのか、不協和音というのか――人によって評価が変わってきそうです。
そしてこの少量入ったからしですが、少量だからといってナメてはいけません。
お店や家庭の冷し中華だと、からしを溶かせるスープやたれがありますが、この商品はスープが少量なので溶かす場所がありません。
そのため、麺の上にのせてちょっとずつ麺と一緒に食べていくわけですが、当たりどころが悪いと猛烈にむせるし、脳天に衝撃が走ります。
つかんだ麺が意図せずにからしにつながっていることもあり、不意打ちのからし攻撃を食らうこともあります。
かなり辛いのでご注意ください。