寄贈された「折り鶴」がスニーカーに変身 広島のメーカー「モノづくりの力」合わせる
2022.06.09 06:00
折り鶴の「現状」を知ってほしい
備後の生地メーカー・篠原テキスタイル(福山市)は、緯糸に折り鶴レーヨン、経糸に綿を使用したオリジナルのキャンバス生地を1年かけて完成させました。スピングルカンパニーがそれをスニーカーに。
平和への祈りと備後のモノづくりの力を合わせた製品なんです。
「平和公園に寄贈されて保管されて最終的には処分されているという現状、それを再生しようというプロジェクトの活動を、スニーカーを通じて知っていただけたら嬉しい」(スピングルカンパニー商品企画部の国原直生さん)
このスニーカーは1万8700円で、初回生産の500足はオンラインショップや全国の店舗などで販売されています。
折り鶴がこんな形で身近なものになるとは意外でした。
(ライター:momiji)