「泣きそうになった」「尊すぎ」 3歳児、「川」を持って帰ろうとする 「キラキラだから、たからものにするの」
「もってかえったらかわいそうね」
田口さんによると、話題の写真は5月30日、奈良県吉野郡・上北山村で撮影したもの。
この村にある宿泊施設「フォレストかみきた」では田口さんの刺繍作品の展示・販売を行っており、この日はその仕事のために同施設を訪問。その終わりに、すぐ前にある川(北山川)で遊ぶことになったという。
「川の綺麗さや冷たさに子供達はとても感動していて『すてきなばしょね!』と喜んでいました。
仕事のために寄ったため遊ぶものも持ってきていなかったため、車に積んであったペットボトルを渡したら『キラキラだから、たからものにするの』と言ってボトルに水を入れ始めました」(「田口ナツミ」さん)
お子さんは、その後、どんな様子か? と尋ねると、次のような答えが......。
「お水はお魚さんやカエルさんの大事なお家なんだよとお話をしたら、『もってかえったらかわいそうね』とペットボトルの中身を出しました」 (「田口ナツミ」さん)
なんて優しい、心癒されるエピソードだろう!
ちなみに、「フォレストかみきた」の公式ウェブサイトによると、館内のレストランでは眼下に北山川を望みながら奥吉野の山の幸と熊野灘の海の幸を味わうことができ、露天風呂では川のせせらぎを聞きつつくつろげるという。個人的にレストランと温泉利用したことがあるという田口さんも、客室や温泉はきれいで料理は絶品、従業員が温かくて居心地が良い、と語っていた。
また、サイト上では「ようこそ!天上の楽園へ」と題して、上北山村のことが次のように紹介されていた。
「奈良吉野の奥の奥にある上北山村は人口500人足らずの小さな村ですが、世界遺産の山岳霊場・大峯奥駈道の峻険な峰々や、ユネスコエコパークとして有名な大台ヶ原の登山口として、まさに世界水準の大自然に直結する山歩きのベースキャンプです」
「山道を辿ると眼前に忽然と現れる雄大な湖水とそこに広がる大きな空、山間のそこかしこに流れ落ちる壮大で幽玄な滝の数々も、全て奥吉野の神々から賜った宝物、村は外遊びの楽園です」
奈良・吉野の奥の奥......。一度は行ってみたい場所だ。